男性から女性に花を贈る「フラワーバレンタイン」の浸透を図るイベント「フラワーバレンタインin水戸」が現在、水戸駅ビルエクセル3階特設会場で開かれている。主催は「いばらき花プロジェクト」。
「フラワーバレンタイン」は、「男女がお互いに愛や感謝の気持ちを伝えあう日」であるバレンタインデーに大切な人に愛や感謝の気持ちをこめて花を贈るきっかけを作り、 男性の花贈りを応援しようという取り組み。
いばらき花プロジェクトは、生花店「花咲」の榊原眞一さん、「花かんざし」の畠山元気さん、「トツカフローリスト」の高岡裕子さん、フリーアナウンサーとしても活動する「R-one」の石森礼子さんらで構成する。生産者、生花店、生花デザイナーなども参加する。
「日常に花を」をコンセプトに2014(平成26)年から毎年イベントを開いている。今年で8回目。
広報担当の石森さんによると、今年は新型コロナの影響を受け、従来の1日限りのステージイベントから、2週間の展示と動画でのいばらきの花の紹介に変更したという。
期間中、5回に分けてプロのデザイナーが会場の装飾(生花)デザインを変えるほか、県内16店の生花店が作った花束やアレンジメントを展示する。水戸市内のアート教室「アトリエキッズダム」に通う子どもたちによる花の絵の作品展も行う。
石森さんは「コロナ禍ではあるが、密になることなく、ゆったりとご覧いただける空間となっている」と話す。「花には人を癒やす力がある。コロナ禍だからこそ、一足早い春を感じ、花を見て癒やされていただけたら」とも。
開催時間は10時~20時。2月14日まで。