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水戸でサイクリングイベント「水戸八景グルメライド」 90人がご当地グルメ楽しむ

青柳夜雨(あおやぎのやう)に到着した参加者

青柳夜雨(あおやぎのやう)に到着した参加者

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 水戸商工会議所が3月14日、サイクリングイベント「水戸八景グルメライド Re-ride」を開いた。

開会式を終え、出発する参加者

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 新型コロナウイルスの感染拡大により大きく影響を受けた地域観光を活性化させようと企画した。サイクリングによる観光振興が目的。

 「水戸八景グルメライド Re-ride」は、水戸藩9代藩主徳川斉昭公が定めた景勝地「水戸八景」を自転車で巡り、コースに設置されている8カ所のエイドポイントでご当地グルメが提供されるという企画。当初、前日13日の開催を予定していたが、悪天候により順延となっていた。

 当日は、ゲストライダーにラジオDJやイベントMCなどとして活動する水間有紀さんを招き、八景全てを回る「八景コース(約92キロ)」、八景のうち半分を回るショートコース「漫遊コース(約60キロ)」の2コースで約90人の参加者がサイクリングを楽しんだ。エイドポイントでは、干し芋、常陸秋そば、涸沼のしじみ汁、あんこう汁などを参加者に振る舞った。

 8カ所のチェックポイントとなる「水戸八景(みとはっけい)」は、水戸藩第9代藩主の徳川斉昭公が定めた全8カ所の景勝地。水戸市の青柳夜雨(あおやぎのやう)から始まり、常陸太田市の太田落雁(おおたのらくがん)、山寺晩鐘(やまでらのばんしょう)、東海村の村松晴嵐(むらまつのせいらん)、ひたちなか市の水門帰帆(みなとのきはん)、大洗町の巌船夕照(いわふねのゆうしょう、いわふねのせきしょう)、茨城町の広浦秋月(ひろうらのしゅうげつ)、水戸市の僊湖暮雪(せんこのぼせつ)の総延長約92キロ。

 茨城県では、2019年度から「いばらきサイクルツーリズム構想」を掲げ、「サイクリング王国いばらき」を掲げ全県での自転車活用による地域活性化を目指し、各地域で推進事業を取り組んでいる。

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