国営ひたち海浜公園(ひたちなか市馬渡大沼)で4月17日、淡いブルーが特徴の花「ネモフィラ」が満開を迎えた。
ネモフィラは、北アメリカ原産の一年草で、和名を瑠璃唐草(るりからくさ)。同園では「インシグニスブルー」という品種を使っている。
植栽面積を約3.5ヘクタールから約4.2ヘクタールに拡大し、ネモフィラの本数を約450万本から約530万本に増やした同園。昨年は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、見頃を前に臨時休園した。
今年は3月・4月の暖かさの影響で、例年よりも10日ほど早く「咲き始め」となったが、「3分咲き」以降に涼しい日が続いたことからゆっくりと咲き進み、「見頃(満開)」は例年より1週間ほど早く迎えることになった。
星さんによると、見頃のピークは1週間から10日程続き、ゴールデンウイーク前半ころまで楽しめるという。
同園では、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、4月10日~5月9日の間 「みはらしの丘」内の順路が一方通行となる。丘への入り口は4カ所。各ゲートで配布する混雑時MAPに記載の推奨ルート利用を呼び掛ける。
公式ウェブサイト上に特別ページ「春の『ひたち海浜公園』を快適に。混雑を避けてネモフィラを楽しむ10カ条」も公開する。公共交通でのアクセス方法や券売所に並ばない裏技、混雑時MAP配布についてなどを紹介する。