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茨大付属小でリーダー教育 「みんながwin」になる企画の立て方など学ぶ

講演の様子

講演の様子

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 茨城大学教育学部付属小学校(水戸市三の丸)で5月12日、6年生101人を対象にしたリーダー教育授業が行われた。総合的な学習の一環。

 同校では、異年齢の縦割り班活動「はらから活動」を展開。各学年約5人ずつ・約30人の児童と担当教諭を一つの「はらから班」として組織する。班は6つのブロックに分け、約100人を6年生のブロック長が取りまとめる。

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 当日は、水戸で旅行代理店を経営する「アーストラベル水戸」の尾崎精彦さんが講演を行った。「人の動かし方、リーダーとしての立ち振る舞い」「企画の立て方(みんなwin)」「絶対にできる(1マイルの壁)」の3つのテーマで講演。尾崎さんは「自分が動き回るのではなく、仕組みをつくることがリーダーの仕事」と話し、実体験を交えた失敗談などには、児童がうなずく姿や熱心にメモを取る姿が見られた。

 質疑応答では、「苦労したことはどんなことか」という質問に対し、「毎日苦労はあるが、大変と捉えるか、チャンスだと捉えるか。乗り切れたら良いことがあると思って取り組んでいて、7対3でワクワクの方が勝っている」と回答。「下級生が言うことを聞かない時にどうしたら良いか」という質問には、「人間だからミスはある。全部駄目というだけでなく、例えば周りの人に迷惑を掛けることは注意するなど、どこで線を引くかを考えてみてはどうか」などとアドバイスを送った。

 講演を受け、男子児童は「みんながwinになる仕組みづくりの事例が参考になった。自分たちの活動の中でも生かしたい」と話した。

 女子児童は「ブロック長になったが、みんなを引っ張っていけるか不安があった。会社のリーダーである尾崎さんの話を聞いて、社長さんでも悩みや失敗があるんだと知って不安が消えた。今後の企画で、下級生、自分たち、先生みんなが楽しめるものにしていきたい」と笑顔を見せる。

 同校学年主任の菅原慎也教諭は「この学年は新型コロナの影響もあり、サブリーダーとしての活動をすることがほとんどないままリーダーとなってしまった。本来、5年生のうちに運営に関わりながら身に付けることができる機会も失われてしまい、戸惑う子どもたちも多かった」と話す。

 同校では今後、同社と連携し校外学習の企画の立て方などを学んでいくという。「子どもたちは、まだまだ、自分が一人でやるというところに意識がある。講演や今後の活動を通し、リーダーとして人を動かしながら、物事をつくり上げるまでにはさまざまな人が関わり、できていくのだと気付き、周りを巻んでみんなでつくり上げることができるようになってくれたら」と期待を寄せる。

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