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茨城町・学校跡地利活用に向け地域協議会発足

「ひろうら未来づくり協議会」発足会議

「ひろうら未来づくり協議会」発足会議

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 茨城町が5月25日、学校跡地利活用に向け「ひろうら未来づくり協議会」を発足した。

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 2016(平成28)年3月に閉校した旧広浦小学校跡を拠点とする同団体。地域資源を生かした事業により、地域外との交流を促進し、活力ある地域づくりが目的。茨城町の人口は3万1935人(令和3年4月末住基人口による)。

 2015(平成27)年4月に川根小学校・上野合小学校・沼前小学校・駒場小学校が統合され青葉小学校(旧梅香中学校跡に開校)となり、2016(平成28)年4月に石崎小学校・広浦小学校・長岡第二小学校が統合され葵小学校(旧長岡第二小学校跡に開校)となった。現在茨城町内の小学校は4校。

 小学校の統合を受け、同町では、学校跡地の有効活用を目的に町議会議員、各学校区地域住民代表、各団体代表などで組織する検討委員会を設置し、検討などを進めていた。

 「ひろうら未来づくり協議会」委員には、町内の区長、ひろうら田舎暮らし体験推進協議会、茨城町観光協会、茨城町商工会、水戸農業協同組合、大涸沼漁業組合、金融機関、大学関係者などが名を連ねる。

 会長は「ひろうら田舎暮らし体験推進協議会」会長の清水勝利さん、副会長は元・後谷区長の清水一雄さん、会計は「ひろうら田舎暮らし体験推進協議会」事務局の海老澤律子さんが務める。

 同町では、涸沼湖畔に全国12カ所目となる「水鳥・湿地センター」新設も決定し、2023年のオープンに向け準備を進めている。

 小林宣夫町長は「広浦地区は、さまざまな挑戦を続けている地域。水戸八景をはじめ、涸沼自然公園などの景勝にも恵まれている。町の観光の拠点として、発展していけるよう努力していく。(水鳥・湿地)センターと合わせて来ていただく施設としても整備できれば」と話す。

 同協議会では今後、旧広浦小学校跡地を活用した施設の2023年の運営スタートを目指し、協議を進めていく予定という。

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