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亀印製菓の「吉原殿中」、茨城県内のユニクロ16店舗で無料進呈へ

コラボパッケージの「吉原殿中」を手にする亀印製菓の脇田社長

コラボパッケージの「吉原殿中」を手にする亀印製菓の脇田社長

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 亀印製菓(水戸市見川)の菓子「吉原殿中」が6月11~13日、カジュアル衣料品店「ユニクロ」の「37周年誕生感謝祭」に合わせ茨城県内16店舗で無料進呈される。

吉原殿中

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 「37周年誕生感謝祭」では、「ご当地銘菓プレゼント」企画として、全国47都道府県のご当地菓子を来店客に無料進呈している。

 茨城県は、県内各店の従業員と客によるアンケート結果で、亀印製菓の「吉原殿中」が選ばれた。

 「ご当地銘菓プレゼント」企画は、新型コロナウイルスで落ち込む日本を盛り上げようと昨年から年2回開催され今年で3回目。茨城県内ではこれまで、「れんこんサブレ」「ほしいも」が配布された。

 亀印製菓マーケティング室担当者は「吉原殿中は、大河ドラマでも取り上げられた水戸の徳川斉昭公の奥女中が倹約の精神で作り上げた物。当社でもその思いを大切に作り続けてきた。コラボのお声掛けをいただきありがたい」と話す。

 配布するのはユニクロ感謝祭とのコラボパッケージの吉原殿中2本入り。「吉原殿中は水飴ときな粉であられを包み、熟練の職人が細長く伸ばし、きな粉をたっぷりとまぶして仕上げる。機械化が進んだ現代でも手作業でしか作ることができない、後世に伝えていきたい菓子。手作りならではの柔らかさはお子さまから年配の方まで楽しんでいただける」と同担当者。

 期間中、ユニクロオンラインストアで商品を購入した客にも、全国のご当地菓子を抽選で進呈する。

 亀印製菓の脇田範一社長は「衣料品と菓子で業種は異なるが、地元で江戸時代末期から続く歴史ある菓子があるのだと知っていただけたら」と話す。

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