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茨城県が「IBARAKIドリーム・パス」事業 地元中高生が企画提案

戦略チームに選出された16チーム

戦略チームに選出された16チーム

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 茨城県内の中高生が地域の課題解決や夢の実現に向けて取り組む「IBARAKIドリーム・パス事業」が現在、始まってる。主催は茨城県教育委員会。

企画を発表する生徒

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 2019(平成31)年7月、茨城県内の中高生を対象に始まった同事業。地域の課題発見・解決に向けた企画立案や実践を通し、夢の実現に向けて積極的に挑戦するアントレプレナーシップ(起業家精神)を持った人材を育成しようと進めている。

 今年は、県内の付属中1年~高校3年生まで、40校・190チームの応募があった。書類選考、面談による選考を経て、地域課題解決型、開発型合わせて16チームが戦略チームとして選出された。新型コロナによる影響で、これまで対面で行ってきた大学生や大学院生のコーチとの実践活動事前ガイダンスはオンラインで行う。

 緊急事態宣言明けの10月3日、16チームの生徒らは本年度初めて県南生涯学習センター(土浦市)でコーチや企業のボランティア技術者と対面し、「企画ブラッシュアップ」を行った。企画提案を進める中で直面している壁についての相談や、現在の取り組みの進捗(しんちょく)発表を行い、コーチやボランティアの技術者からアドバイスを得たほか、他チームの発表に対して疑問を投げかけた。

 戦略チームは今後、11月28日に行う「中間報告会」に向け、それぞれ準備を進めていく。最終発表の場となるプレゼンテーション大会「IBARAKIドリーム★パスAWARD」は来年1月30日を予定する。

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