茨城県が10月26日、「令和3年度いばらき地酒ソムリエ認定制度」認定試験をフェリヴェールサンシャイン(水戸市白梅)で行った。
茨城の地酒の魅力を広める人材を育てようと昨年1月に創設した同制度。初回の認定試験では199人が合格し、昨年度は138人、合わせて337人が「いばらき地酒ソムリエ」認定を受けている。
当日は、県内外の20代~70代、86人が受験した。茨城県産日本酒に関する歴史、文化、地理から茨城の酒蔵、銘柄の雑学やうんちく、日本酒の原料、製造方法、品質管理、日本酒の楽しみ方や選び方(日本酒の分類、料理との相性、ラベルの読み方)など40問に臨んだ。
茨城県では今後、同認定者を対象に「いばらき地酒ソムリエS級」認定試験も予定している。
11月7日は17時から、関東でも有数の酒蔵を有する茨城県産日本酒の消費拡大やファンづくりを目的とした無料オンラインイベント「いばらき酒蔵座談会」を開く。イベントでは、酒造りのこだわりやこぼれ話など、日常では聞くことができない話を中心に、おいしい酒の飲み方や食べ物との合わせ方などを座談会形式で紹介する。
当日は、来福酒造(筑西市)10代目社長社長の藤村俊文さん、井坂酒造店(常陸太田市)専務で杜氏の井坂統幸さんをゲストに招く。司会は「いばらき地酒バー」運営事業者の井坂紀元さんが務める。
イベント事務局の國谷幸太郎さんは「よりお楽しみいただくために、今回の2蔵の日本酒をご準備いただきご参加いただけたら」と呼び掛ける。