鹿島臨海鉄道と「大洗鹿島線を育てる沿線市町会議事務局」が11月27日・28日、自転車を鉄道車両内に持ち込む「サイクルトレイン」実証実験を行う。
昨年は水戸駅~荒野台駅の区間で、大洗鹿島線で初めて、サイクルトレイン実証実験を行った。今年は、JR東日本千葉支社の運行する「B.B.BASE」と連携したサイクルトレインの実証実験を行う。首都圏のサイクリストに大洗鹿島線沿線地域の魅力を発信することで、大洗鹿島線でのサイクルトレイン本格運行に向けた情報収集を行うという狙いがある。
実験当日は、B.B.BASEで鹿島神宮駅到着後、自転車と共に大洗鹿島線サイクルトレインに乗り換え、そのまま大洗駅まで乗車する。大洗駅到着後は、参加者の自由となる。大洗町まちづくり推進課の坂本武蔵さんは「鹿島神宮駅まで自転車で戻ることはもちろん、大洗周辺のサイクリングや茨城県北地域や県央・県西地域に向かうなど自由にお楽しみいただける」と話す。
事前申込制。定員は各日10人。参加申し込みは、ファクス(FAX 029-266-3084)と大洗町ホームページ「まちづくり推進課 事業推進係」問い合わせフォームで受け付ける。