東日本電信電話 茨城支店(水戸市、以下「NTT 東日本」)と NTT e-Drone Technologyが4月22日、東海村白方圃場(ほじょう)で国産ドローンのデモフライトを行った。
通信ネットワークや ICT を軸に地域の課題解決に取り組むNTT 東日本と、ドローンの開発・製造・運用を行うNTT e-Drone Technology は、農業分野の抱える「従事者の高齢化」「人材不足」「後継者不足」などさまざまな課題を解決する手段として、近年注目を集めるスマート農業に着目。中でも、農作業を効率化するツールとして急速に拡大するドローンの活用に至った。
当日は、地元の農家や村職員ら約20人が参加。農業分野におけるドローンの早期実装に向けた取り組みとして、実際の農地でドローンの飛行・農薬散布デモを行い、性能や今後の可能性を確認した。
広報担当者によると、同社では、今後も自治体や地域のスマート農業に興味がある団体・事業部・農家に対し、グループ会社と連携を図りながらドローンのデモフライトなどを積極的に行い、地域社会の抱えるさまざまな課題解決に取り組んでいくという。