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笠間・合気道の聖地「合気神社」で例大祭

開祖の子孫である植芝守央道主の奉納演武

開祖の子孫である植芝守央道主の奉納演武

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 世界で唯一の合気道に関する神社「合気神社」(笠間市吉岡)で4月29日、例大祭が行われた。

合気神社例大祭

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 合気神社は、合気道の開祖・植芝盛平(もりへい)が1944(昭和19)年、旧岩間町吉岡に創建。神社の向かいには公益財団法人合気会の「茨城支部道場」があり、開祖が修行を重ね「合気道を完成させた地」とされている。

 日本古来の武術から発展した合気道は、心身鍛練のための「和の武道」として世界各地に広がりを見せ、現在約140の国や地域に合気道の愛好者がいる。毎年4月29日に行う同神社の例大祭には、国内外から多数の合気道修行者が訪れる。

 近年はコロナ禍の影響を受け制限下での例大祭が続いたが、今年は通常通り開催。神社の参拝者全員で神言を奏上した。

 「開祖・吉祥丸道主慰霊祭」も営まれ、開祖の子孫である植芝守央(もりてる)道主によるあいさつの後、奉納演武が行われた。参拝者は拝殿の周りを囲み、真剣な表情で同道主らによる演武に見入っていた。

 神事の後は道場に移動し直会(なおらい)が行われた。参拝者らもツツジが咲く道場敷地内で思い思いの場所にシートを敷き、食事をしながら談笑し、記念写真を撮るなどしていた。

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