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市民目線で「いぃ那珂」発信 「宣伝部」新メンバー7人が活動開始 

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 那珂市内の魅力を発信する「いぃ那珂宣伝部」の委嘱状交付式が7月8日、静峰ふるさと公園交流センター(那珂市静)で行われた。

委嘱状を受け取る新メンバー

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 今回委嘱を受けたのは2期生となる7人で、任期は1年間。昨年、1期生11人で活動を始めた同宣伝部は、那珂市に愛着を持った市民が集まる「いぃ那珂応援団」の中でも情報発信に特化したチームとして発足。SNSを使って、同市の知名度向上と活力あるまちづくりの推進を図るため、インスタグラムとフェイスブックを使って同市内の魅力を発信。飲食店や公園などを紹介している同部のインスタグラムアカウントは現在100件以上を投稿し、約540人のフォロワーがいる。今後1年間で1000人まで伸ばすことが目標だという。新部員はSNSの投稿に励みながら情報紙の作成も見据える。

 7人は委嘱に当たり文章作成と写真撮影の講座を受講。文章作成では茨城県出身の女性を応援するフリーマガジン「茨女」元編集長の川井真裕美さんからSNSに効果的な文章の作り方を教わった。写真撮影講座では、那珂市出身の写真家オガワユウキさんと茨城県植物園(戸)で植物や風景の撮影、那珂市特産品ブランド認証品である「ひまわりの丘」(杉)のシフォンケーキを使ったスイーツの撮影練習を行い、SNSの投稿に必要となる基本的な技術を習得した。

 委嘱式当日は、先崎光那珂市長(正式表記は立つ崎)から一人ひとりに委嘱状が手渡され、活動が本格的にスタート。新部員として活動する福澤結花さんは「知人が1期生として活動していて、興味があったので応募した。生まれも育ちも那珂市なので、表立っては目立っていないけれど魅力的な店やイベントを紹介して貢献したい」と意気込んだ。

 先崎市長は「これからはこの町の魅力をどう発信していくかが大事になってくる。皆さんの視点で見つけた良いところを発信していただいて、我々の仲間としてチームワークを図りながら一緒に市のPRに努めていただきたい」と期待を寄せる。

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