「歴史館いちょうまつり」が 11月3日、茨城県立歴史館(水戸市緑町)で始まった。主催は同館。
3連休の初日となる3日は、「いちょう並木ライトアップ点灯式」のカウントダウンが行われ、17時に明かりがともった。庭園ではキャンドルが並び、「光の道ライトアップ」「子どもたちと作るキャンドルイルミネーション」などを行った。
週末の4日・5日は、庭園に設けたステージで「県民の日コンサート」を開いたほか、着物体験や人力車乗車体験などを行った。黄色く染まり始めたイチョウ並木をバックに、着物を着て人力車に乗り、撮影を楽しむ来場者の姿が見られた。
日が暮れ始め、イチョウ並木のライトアップが始まると、「プロジェクションマッピング」を見に訪れた人たちが旧水海道小学校本館前に集まり、庭園内は多くの人でにぎわった。
今年の上映は2本立て。第1部のテーマは「日本の四季」。孔雀が登場し、美しい四季を表現した華やかで迫力のある映像を投影した。第2部は公募作品による「ぬり絵マッピング」。水戸市立常磐小学校、常総市立水海道小学校、水戸市立新荘小学校の代表児童による作品のほか、一般公募作品、AI生成作品を投影した。
旧水海道小学校本館横の壁にはフォトスポットコーナーも設けた。第1部の本編で登場する孔雀を背景に、一緒に映り込んで記念撮影を楽しむ姿も見られた。
点灯時間は17時~20時。今月19日まで。