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茨城町で「ひぬまdeマルシェ」 涸沼の自然の恵みを感じて

ドラムサークルWing Beatの本沢さんとワークショップ参加者(写真提供=茨城町)

ドラムサークルWing Beatの本沢さんとワークショップ参加者(写真提供=茨城町)

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 「ひぬまdeマルシェ」が12月10日、涸沼自然公園キャンプ場(茨城町中石崎)で開催された。主催は茨城町・同町観光協会。

会場の涸沼自然公園キャンプ場の様子

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 同マルシェは2015(平成27)年に汽水湖「涸沼(ひぬま)」がラムサール条約に登録されたことをきっかけに、その翌年、町と同町観光協会が新たに「涸沼」のPRや地域産業の振興・地域のにぎわいの創出などを目的に始めたイベント。

 今年のマルシェは、涸沼の自然に合わせて花や多肉植物の販売を始め、木工やレザーなどのクラフト雑貨店、子ども服や布小物、アクセサリーなどのハンドメード雑貨店のほか、打楽器体験やオーナメント作り、パステルアート体験、多肉の寄せ植えなど多彩なワークショップを用意した。当日はインスタグラムキャンペーンも開催し、指定のハッシュタグを付けてイベント風景を投稿した人に各出店ブースで使える買い物券を進呈するなど、イベントを盛り上げる工夫も施した。

 ドラムサークル「Wing Beat」代表の本沢翼さんによるワークショップでは、青空の下、子どもから大人までみんなで輪になりジャンベやカホン、コンガなどの打楽器を演奏し、即興のアンサンブルを楽しんだ。フードエリアには約10店が出店。同観光協会が町の特産物「涸沼のシジミ」を使ったしじみ汁を1杯100円で販売した。フードエリアで購入した食べ物を手にしながら、広いキャンプ場の芝生や落ち葉の上に座り、自然を楽しむ家族連れの姿も見られた。

 町商工観光課の小松陽人さんは「マルシェはハロウィーン時期に開催していたが、台風などの悪天候に左右されて開催できない年もあったので、昨年からクリスマスシーズンに合わせて行うことにした」と話し、「今日は天気に恵まれた。12月なのに、とても暖かく、昨年よりもたくさんの人が来てくれている」と多くの来場者が楽しむ姿を見て喜んだ。

 今年は同キャンプ場のメインストリートでクリスマスイルミネーションも開催。12月24日までの金曜・土曜・日曜限定で、点灯時間は17時~19時。入場無料。

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