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ひたちなかの堀出神社・ほしいも神社で例大祭 演舞奉納も

演舞を奉納する球舞メンバーと子どもたち

演舞を奉納する球舞メンバーと子どもたち

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 「堀出(ほりで)神社」「ほしいも神社」(ひたちなか市阿字ヶ浦)境内で9月7日、例大祭と夏祭りが開かれた。

エイサーを披露する、海の子保育園の園児たち

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 常陸水戸藩2代藩主の徳川光圀がご神体となる鏡を発掘したことに由来する掘出神社。境内にある「ほしいも神社」は2019年に創建された。

 当日は、氏子総代らが玉串奉てんなどを行った後、地元保育園児による太鼓演奏やエイサー演舞、東京オリンピック2020閉会式でパフォーマンスを行ったフットボールエンターテインメント集団「球舞(キューブ)」による来場客参加型のサッカーボール演舞などが行われた。

 同神社の宮本正詞宮司は「私自身も子どものころの縁日の記憶がある。この神社は地域に住んでいる人がつくってくれた神社。この地域の皆さんと思いを同じくして、子どもたちに楽しい思い出を作ってほしい、(夏祭りが)地域住民のつながるきっかけになれば」と話す。

 会場では、焼きそばやかき氷などの販売も行われ、地域住民だけでなく、祭りを楽しむ旅行者の姿も見られた。

 「球舞」代表のMarco.さんは「宮本宮司からの声かけで出演が決まった。参加型のパフォーマンスで技にチャレンジすることを通して、子どもたちに何かを諦めずに続けることで新しい道が開けることを伝えたい」と話す。初めて園外でエイサー披露をした、海の子保育園の女の子は「ドキドキしたけど楽しかった」と笑顔を見せていた。

 宮本宮司は「これからもさまざまな取り組みを通して『進化し続ける神社』でありたい」と話す。

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