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水戸市役所40年ぶりに三の丸に帰る-震災仮庁舎で仕事始め

三の丸地区に40年ぶりに戻ってきた水戸市役所「三の丸臨時庁舎」で1月4日から業務が始まった

三の丸地区に40年ぶりに戻ってきた水戸市役所「三の丸臨時庁舎」で1月4日から業務が始まった

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 東日本大震災で被災した水戸市役所の臨時庁舎(水戸市三の丸1)で1月4日、業務が始まった。市民サービスの窓口となる庁舎が三の丸地区に戻ったのは40年ぶり。

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 この日業務を開始したのは旧県庁駐車場内に仮設されたプレハブ3階建ての「三の丸臨時庁舎」。延べ床面積は約5,000平方メートルで、市民課、国保年金課、福祉総務課、介護保険課、市民税課、商工課、観光課など市民生活に直結した部門が1カ所に集約された。

 今月中旬には市役所本庁舎前駐車場にも臨時庁舎を開設。建設部、産業経済部、下水道部などの2階建てプレハブ庁舎が完成し、当面は当分市内2カ所で市民行政を行う。市議会のプレハブ庁舎も3月、同所に隣接して完成予定。

 水戸市役所庁舎は本庁舎が被災、これまで市内15カ所に行政機関を分散して業務を行っていた。三の丸地区に市役所窓口が開設されたことにより地元商店街は歓迎ムードに包まれ、「おかえりなさい水戸市役所」などと記したのぼり旗が随所に掲げられている。

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