大洗シーサイドステーション内特設会場(大洗町港中央 11)で9月23日、「いす-1グランプリ EX(エキシビション) 茨城県大洗大会」が開催される。主催は「Oaraiクリエイティブマネジメント」(東茨城郡大洗町港中央11 TEL 029-266-1147)。
2010年に京都で始まった「いすー1グランプリ」は、決められた時間内に事務いすを使ってコースを何周走れるかを競う耐久レース。
「Oaraiクリエイティブマネジメント」社長の常盤良彦さんは「幼い頃、キャスター付きの椅子で遊んでいて大人から怒られた経験がある人はいるはず。ルールを決めて堂々と遊べれば魅力的だろうと思った」と話す。
競技は高校生以上の1チーム3人で参加。市販のイスに乗り足で地面を蹴って進み、2時間内に1周205メートルのコースを何周できるかを3人が交代しながら行う。いすは参加者の持ち込みで、車輪の交換やブレーキ機能を付けるなどの改造は不可。ヘルメットや手袋、膝・肘パッドの着用が条件。
常盤さんは「遊びの気持ちで参加しても、ゴール後に得られる爽快感と団結感は何ごとにも代えがたいものがある。一見シュールな競技だが、初心者の疲労困憊(こんぱい)で身もだえる姿、常連チームのさっそうとした走りを見ていると思わず声を出して応援してしまう。秋の海風を浴びながら皆さんと一緒に楽しめたら」と参加を呼び掛ける。
8月22日現在、約25チームがエントリーしており、平均年齢54歳が最高齢チームという。
参加費は1チーム5,000円。先着50組。