生活協同組合パルシステム茨城 栃木(本部:茨城県水戸市、理事長:青木恭代)は6月12日(木)、ホテルレイクビュー水戸(水戸市)で第27回通常総代会を開催し、提案された5議案すべてが可決、承認されました。総代会後に開催された理事会で代表理事の選定などが審議され、新任の代表理事専務理事に茅根(ちのね)誠が就任しました。
利用者とともにファン増やす
総代会は、総代総数306人に対して298人(実出席115人、書面出席282人、委任出席1人)の出席があり、すべての議案が可決されました。
承認された議案は次の通りです。
第1号議案 2024年度事業活動のまとめ案および決算報告・剰余金処分案承認の件
第2号議案 2025年度事業活動方針案・2025年度事業予算案決定の件
第3号議案 役員選任の件
第4号議案 役員報酬上限額決定の件
第5号議案 役員退職金支給の件
2024年度は、物価高騰に加え気候の変化から、国内農作物・水産物の収穫量と品質に影響を及ぼしました。パルシステムにおいても商品の値上げや供給量の不足傾向となりましたが、利用が維持されたことにより、供給事業の供給高は過去最高となりました。
決算は、総事業高183億4,892万円(前年比101.0%、予算比101.6%)、一般的な企業の経常利益にあたる経常剰余は425,851千円(前年比101.0%、予算比204.0%)でした。支出も物価高騰により増加しましたが、経費執行の統制により増収・増益となりました。
2025年度は、1.事業と活動を通してパルシステムのファンを増やし、組合員参加による広がりをつくります2.行政や他団体と連携して、社会のニーズに応じた課題に取り組み、地域社会に貢献します3.健全な組織運営に努め、継続した安定経営のため、経営構造の改革をすすめます――を方針に掲げ活動を推進します。予算は、総事業高183億4,627万円(前年比100.0%)です。
役員選任では、理事23人、監事4人が選任されました。総代会終了後に開催された理事会では、代表理事理事長に重任の青木恭代、代表理事専務理事に新任の茅根誠が選任されました。
選任された代表理事は次の通りです。
代表理事 理事長 :青木恭代(重任)
代表理事 専務理事:茅根誠(新任)
▲新任の茅根誠代表理事専務理事
▲採決のようす
パルシステム茨城 栃木は、新たな役員体制のもと「心豊かなくらしと共生の社会創り」に向けて、いっそう尽力します。
生活協同組合パルシステム茨城 栃木
所在地:茨城県水戸市梅香2-1-39、理事長:青木恭代
出資金:70.9億円、組合員数:14.1万人、総事業高:183.4億円(2025年3月末現在)
HP:https://www.palsystem-ibaraki.coop/
パルシステム生活協同組合連合会
所在地:東京都新宿区大久保2-2-6 、理事長:大信政一
13会員・統一事業システム利用会員総事業高2,541億円/組合員総数173.5万人(2024年3月末現在)
会員生協:パルシステム東京、パルシステム神奈川、パルシステム千葉、パルシステム埼玉、パルシステム茨城 栃木、パルシステム山梨 長野、パルシステム群馬、パルシステム福島、パルシステム静岡、パルシステム新潟ときめき、パルシステム共済連、埼玉県勤労者生協、あいコープみやぎ
HP:https://www.pal-system.co.jp/
2025年は国際協同組合年です