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「できることから始めよう」 水戸でヒーローが国際協力イベント

海外で活動する「舞神 ソーランドラゴン」

海外で活動する「舞神 ソーランドラゴン」

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 いばらき発の祭ヒーロー「舞神 ソーランドラゴン」が12月22日、水戸市国際交流センター(水戸市備前町6)で「平成30年国際理解教育ひろば第2回 ソーランドラゴンの親子で一緒に、できることからはじめよう!国際協力入門教室」を行う。

国内外で活動する祭ヒーロー「舞神 ソーランドラゴン」

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 「舞神 ソーランドラゴン」は、2010年に茨城に現れたソーランレッド炎龍(えんりゅう)と、ソーランブルー水龍(すいりゅう)による双子の祭りヒーロー。帯を腰に巻き、足袋を履くスタイルで「よさこいソーラン」を踊りながら敵を倒すのが特徴。和太鼓、傘回し、日本舞踊、獅子舞といった和芸パフォーマンスもこなしながら、国内外で活動している。「よりよい未来をつくるために『できること』からはじめられる一人ひとりがヒーローだ!できることからはじめよう!!」を合言葉に、地域・日本・世界の未来を守り、変える「ヒーロー」と呼べる人材育成にも力を注いでいる。

 ソーランドラゴン・プロデューサーの黒田昌樹さんが、20歳の春休みにカンボジアで学校の校庭にブランコを設置する活動に携わったことをきっかけに、国際協力活動を開始。プロデュースするソーランドラゴンの交通安全教室、防犯教室、ソーラン節指導といった活動の中で、ヒーローによる子どもたちへの発信力の絶大さを実感したという。ヒーローが子どもたちに発信する国際協力の構想を抱いていたところ、2014年つくば市の筑波学院大学で行われたイベント「国際理解教育ひろば」で実現にこぎ着けた。

 当日は、14時からの親子の部でソーランドラゴンがカンボジアやタイでの活動を紹介しながら、画像や動画、クイズ形式などで楽しく国際協力の入り口を提起。「できることからはじめよう」を合言葉に、家庭で眠っている新品の消しゴムや鉛筆の寄付を募る。15時からの大人の部では、子どもたち向けに行った前半の活動について、感想や意見を話し合いながら、子供たち向けの発信の仕方や問題提起の仕方について考え、学び合う。

 ソーランブルー水龍さんは「『国際協力』という大きなテーマでも、一人一人の『できることから』始められること、そしてそうすることで誰もがヒーローになれることを、カンボジアやフィリピンの子どもたちの話を通して、みんなに伝えたい。親子で一緒に楽しく参加してほしい」と話し、ソーランレッド炎龍さんは「国際協力なんてちょいと難しそうに感じるけど、あんまり難しく考えないでも気軽に参加してくれよなあ。俺っちたちの画像や動画、クイズなんかも通して楽しく学べちゃうぜ。待ってるぜい」と参加を呼び掛ける。

 13時30分開場。参加無料。申し込みはフェイスブックページやメールで受け付ける。

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