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笠間発「稲荷4社を巡る、民話の旅」 地域を知るきっかけに

「てふてふ探訪堂」の巴さん(左)と犬塚さん(右)

「てふてふ探訪堂」の巴さん(左)と犬塚さん(右)

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 茨城の民話「狐(きつね)の4兄弟」にまつわる神社を巡るツアー「稲荷4社を巡る、民話の旅」が2月1日、開催される。

 主催は、コミュニティースペース「本拠地」(水戸市)などを運営する巴翔さん、「かさま今昔ガイド」として笠間の魅力や民話を伝える活動などを行う犬塚晶加里さんらによるグループ「てふてふ探訪堂」。

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 民話をたどりながら、実際にその土地に行くことで茨城の魅力をもっと知ってほしいとツアーを企画した。巴さんによると「笠間のお稲荷(いなり)さんは県外でも有名だが、そのお稲荷さんにまつわる民話があることは茨城県民でも知らない人のほうが多い。それにまつわる神社が今でも大事にされていることを知る人はもっと少ない」という。

 当日は、茨城を守る4兄弟の狐の民話に沿って、3男「紋三郎」が守る笠間稲荷神社(笠間市)から、4匹が誓いを立てたと言われる那珂市の静神社を経由し、長男「源太郎」が守る源太郎稲荷(那珂市)、次男「甚二郎」が守る甚二郎稲荷(那珂市)、4男「四郎介」が守る四郎介稲荷神社(ひたちなか市)の4社を巡る。

 巴さんは「民話は全て作り話というわけでではなく、昔の苦労や土地ができた経緯などを知ることができる数少ないツール。魅力度最下位という茨城県だが、それは逆に言うとまだ知られていない魅力がたくさんあるということ。どうしてその話ができたのか、背景にはどんなことがあったのか。単なる神社巡りではなくちょっと不思議な世界を体験することで、隠れた魅力を知ってもらえたら」と参加を呼び掛ける。

 犬塚さんは「『川、野原、山、海に散った4匹の狐のおかげで、農業や漁に精を出し、人間はますます栄えた』。そんなお話が残る狐の4兄弟ゆかりの稲荷神社を巡ることで、自分が本の中に入ったかのようなワクワクを体験できるはず」と笑顔を見せる。

 開催時間は10時30分~16時30分。旅行代金は3,600円(昼食代別)。定員は7人。雨天決行。

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