ナイトイベント「Night Botanical Park 2019」が9月21日、水戸市植物公園(水戸市小吹町)で開かれる。
同イベントは、「養命酒製造」(東京都渋谷区)と水戸市が2016(平成29)年から取り組む官民協働プロジェクトの一環で行っているもので、昨年に続き2度目。昨年は市内外から約350人が来場した。
当日は、芝生園でのナイトヨガをはじめ、今年初の試みとなる水府ちょうちんで園内のライトアップ、ライト片手に園内を巡る夜のハーブ園探検、天体観測などのプログラムを実施。広報担当者は「食べたり、触れたり、香りをかいだり、ただ植物を眺めるだけでなく、体を使って植物公園の魅力を体感できるようにプログラムを考えた」と話す。
イベント限定で「暗闇で光るフレッシュモヒート」や市内のチーズ工房から取り寄せたホエーを使った「ミントと梅の特製ホエードリンク」、園内で栽培した薬草を使った薬膳カレー「水戸当帰のスパイスチキンカレー」を提供する予定。
「まずは『水戸養命酒薬用ハーブ園』を知ってもらい、薬膳メニューを食べたり、園内を探検してハーブに触れて香りを楽しんだりする体験を通して、薬草やハーブを身近に感じてもらえるきっかけになれば」と話す。「園内で育てた摘みたてのミントをどっさり使ったノンアルコールモヒートは、ミントの香りが濃くてお薦め。夜の植物公園は、緑の香りがより濃く感じられる。視界が暗い分、虫の声や、葉が揺れる音をいつもよりも感じることができ、その中で深く呼吸するだけでも、とても気持ちいいので、ぜひ足を運んでほしい」と呼び掛ける。
開催時間は18時~20時30分(最終入園20時)。入園料は150円。雨天中止。