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水戸の平木湧也さん・玲次さん兄弟が県内初のモータースポーツチーム新設

左から弟の平木玲次さん、高橋靖市長、兄の平木湧也さん

左から弟の平木玲次さん、高橋靖市長、兄の平木湧也さん

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 水戸市出身・在住のプロレーシングドライバー平木湧也さん・玲次さん兄弟が2月27日高橋靖水戸市長を表敬訪問し、茨城県内初のモータースポーツチーム「HELM MOTORSPORTS(ヘルムモータースポーツ)」設立と2020シーズンのスーパー耐久(ST-3クラス)とFIA-F4日本選手権参戦を報告した。

(左から)「HELM」平木玲次さん・湧也さん

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 平木湧也さん・玲次さん兄弟はそれぞれ4歳と3歳でレーシングカートを開始。兄の湧也さんは「両親が車好きで、土浦のレーシング施設を知りキッズカートの体験をしたのがきっかけ。年齢とともに排気量もステップアップしていった」と話す。湧也さんは、16歳で国内最高峰となる「全日本カート選手権」で優勝。多数のタイトルを獲得し、2018(平成30)年から市販車ベースの「スーパーGT300」クラスで「TEAM MACH(福岡)」から参戦。弟の玲次さんは、全日本カート選手権などを経て、フォーミュラレースに転身。フォーミュラーカー「FIA-F4」クラスの日本選手権などで活躍。2015(平成27)年の「鈴鹿クラブマンレース SuperFJクラスシリーズ」チャンピオンなどの戦績を持つ。2019年は「Media Do Kageyama Racing(東京)」に所属、ランキング4位を記録した。

 チーム名と社名でもある「HELM(ヘルム」」は、英語で「舵を取る」との意味があるほか、「ヘルメット」のイメージも込めたという。2人は「モータースポーツチームを設立し、運営することは私たちにとって大きな挑戦。試練や困難に立ち向かい、チームという船の舵を取りながらモータースポーツ界という大海を進んでいきたい」と話す。会社は、湧也さん・玲次さん兄弟のほか、マネジャーとメカニックの4人で構成。2020シーズンのスーパー耐久(ST-3クラス)とFIA-F4日本選手権参戦を目指す。

 湧也さんは「モータースポーツの魅力は、ドライバー1人ではできないことも、エンジニアやマネジャーなどさまざまな人が関わりながら一つの目標に向かって進んでいくというところ。法人格となったことで、車の展示含め、できることの幅が広がった。レースはもちろんだが、今後はレーシングカーやドライバーと触れ合えるイベントなどの企画や参加、eスポーツ体験会なども予定している。最近は車による事故などネガティブなニュースも多いが、人と車が住みやすいまちづくりの一助になれば」と意気込む。

 玲次さんは「非日常のスピードの中での戦いというのも魅力の一つ。これまで、人生の中で多くの時間を費やしてきたモータースポーツを通して、ドライバーだからこそ伝えられる車の楽しさや交通安全啓発で車の危険性や安全性についても伝えていきたい」と話す。

 2人は「レースといっても知らない人も多い。モータースポーツに興味を持っていただいて、気軽に声を掛けていただけるような地域密着型のチームとして地域の皆さまと一緒に学び、一緒に楽しみ、一緒に戦いたい。長年レースに参加してきたが、兄弟でチームを組むのは初めて。コミュニケーションが取りやすく、癖が分かるという部分を強みにしていきたい」と意気込む。

 「HELM」設立後初のレース参戦は、3月21日の2020シーズン・鈴鹿サーキットでの「スーパー耐久」開幕戦となる。

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