イラストや写真をプリントしたTシャツを大洗の砂浜に展示するアート展「風にころがるTシャツ展」実行委員会が現在、手書きやデジタルのイラストやロゴを使った作品を募集している。
同展示は「楽しい」「かっこいい」「面白い」をコンセプトに、イラストや写真をプリントしたTシャツを砂浜に展示する。NPO法人「砂浜美術館」(高知県黒潮町)が主催し、これまで30年以上の歴史がある。
同展示は、大洗町在住で同町での「風にころがるTシャツ展」発起人の栗原敬太さんが「Tシャツアート展」のフレンドシップ事業として企画。昨年から始まり今年で3回目の開催となる。昨年は子どもから60代まで幅広い世代から61点が集まった。
栗原さんは「新型コロナによって、人間社会が大きな影響を受けた。昨年は7月の悪天候の中での開催となり、コロナだけでなくあらためて自然と生きるということを考えた」と振り返る。
参加費は4,500円。応募は、「風にころがるTシャツ展」(ホームページの申し込みフォームで受け付ける。
データ提出の場合は解像度250dpi程度までで1メガバイトまでのデータ。原画提出の場合はA6版(ハガキサイズ)~B4版、厚さ5ミリ以内の写真や手書きの原画。
作品展示は6月開催予定の「風にころがるTシャツ展」(茨城県大洗町)、7月開催予定の「サンビーチクラフトマーケット」(茨城県大洗町)、10月開催予定の「第33回Tシャツアート展」(高知県黒潮町)で行う。
栗原さんは「今回の会場は、大洗サンビーチ海水浴場。空と海が広がる会場も楽しめるので。皆さんのイラストや写真をプリントしたTシャツが、海風の中をカモメやハマボウフウと一緒にころがっていく。海辺の風景とTシャツが作り出すすてきな空間を一緒につくれたら」と呼び掛ける。作品募集締め切りは3月26日。