水戸で現代彫刻家・志賀政夫さんの新作展-「風の色を感じて」

稲穂のような造形を感じさせる志賀政夫さんの新作展

稲穂のような造形を感じさせる志賀政夫さんの新作展

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 現代彫刻家として制作活動を続ける志賀政夫さんの新作展が現在、ギャラリーしえる(水戸市見川町、TEL029-241-5696)で開かれている。

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 常陸太田市出身の志賀さんは多摩美術大学彫刻科卒業後、那珂市にスタジオを設立。「現代日本美術展」や「現代日本彫刻展」などで活躍する。作家たちが独自に運営する「雨引の里と彫刻」のメンバーとして高い評価を受ける。

 同展は「風の色を受け止める」をテーマに、細い鉄棒の先に陶器の穂先をつけた立体作品や木に刻みを入れて風の通り道を設けた作品や文鎮、額装などを展示。ギャラリーのロケーションを生かして立体を配置し、風によって揺れ動く姿に「風の色を感じてほしい」(同館担当者)という。

 開館時間は11時~18時(最終日は16時まで)。観覧無料。11月15日まで

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