サッカーJ1の水戸ホーリーホックが6月23日、同チームメンバーの安藤晃希選手がベルギー1部リーグの「ロイヤル アントワープFC」に完全移籍することを発表した。
東京都出身の安藤選手は、流通経済大学付属柏高校から水戸ホーリーホックへ2026特別シーズンに加入。J1百年構想リーグで8試合に出場して2得点を挙げ、4月の月間最優秀若手選手賞にも選ばれた。加入から半年での海外移籍となる。
安藤選手は「Jリーグでのゴールは自信になった。海外で通用するという確信はまだないが、武器のドリブルは通用する自信がある。本当に活躍できるかは自分次第。チャンスがあるならすぐに活躍したい」と意欲を見せる。
プロ入りまでの歩みについては、「高校卒業時はプロ入りと大学進学の間で迷っていた。高校時代は思うように活躍できず、このままプロに行っても厳しいと考えて進学を志望していたが、当時のコーチやクラブ関係者から『プロ向き』と背中を押され、自身のプロへの思いも重なって入団を決めた」と安藤選手。
「転機となったのは加入直後のキャンプ。こんなに自分の武器が通用する、生かしてくれるんだという気づきが大きかった。早く海外に行って、さらに高いレベルでプレーしたいとの思いを強くした」とも。
水戸で過ごした半年について、安藤選手は「試合だけでなく練習にも多くの声援をかけていただいた。街へ食事に出た際も地元の人たちによくしてもらった。温かい街だと強く感じた。応援してくれる人たちのために頑張ろうという気持ちになった」と振り返る。
森直樹フットボールダイレクターは「ピッチでの評価が移籍につながった。この選択をしてよかったと思えるキャリアを築いてくれると信じている」と期待を寄せる。
移籍先のアントワープはベルギー1部のクラブ。同クラブによると、安藤選手とは2030年までの4年契約を結んだという。安藤選手は「次に日本へ戻るときは日本を代表する選手になりたい」と意気込む。