地産地消のスローフード弁当「みなとの多幸めし」-商工会議所が開発

地元産の食材を使用したみなと多幸めし

地元産の食材を使用したみなと多幸めし

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 ひたちなか商工会議所がこのほど、地域おこし事業の一環として、那珂湊料飲組合と連携し企画開発した弁当「みなとの多幸めし」が話題を集めている。

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 ひたちなか市と大洗町にまたがる三浜地区(那珂湊・平磯・磯浜)は、昭和30年代から日本一の煮ダコの生産地として知られていることから、「タコ」をメーンにした商品ができないかと研究を重ね、今回の「みなとの多幸めし」弁当が誕生した。

 地元の野菜や食材をバランス良く組み合わせた内容で、添加物を加えずに時間をかけてやわらかく煮込んだ地ダコの足とその煮汁で炊き込んだ茨城県産のご飯が特徴。開発は、地産地消によるまちおこしの推進とひたちなかのイメージアップを目的としたもので、「タコ」と「多幸」を掛け合わせたと縁起のいいネーミングも人気の理由。

 これまでにも「身近ないいもの」をコンセプトに「勝ったの街の勝つ!サンド」などを発売している同会議所。「『勝った』『多幸』」など縁起のいい名前にあやかった商品を全国に広めていきたい」、と担当者は話す。

 価格は750円。ひたちなか市内の契約店をはじめ、イベント会場などで販売しているが、「あっという間に売り切れてしまう」(同)。今後、JR勝田駅での販売も視野に入れる。

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