来年3月、水戸で「コミケットスペシャル」開催へ-空き店舗でまちおこし

コミケットスペシャルのメーン会場となる旧水戸京成百貨店ビル

コミケットスペシャルのメーン会場となる旧水戸京成百貨店ビル

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 5年に一度開かれる「コミケットスペシャル5」が2010年3月21日・22日、旧水戸京成百貨店ビル(水戸市泉町1)をメーン会場に開催されることが決まった。コミックマーケット準備会が「まちおこし」をテーマに開催地を募集し、全国20団体の中から水戸が開催地に選ばれた。

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 コミケは漫画やアニメなどの自費出版物の展示即売会で、東京で年2回開かれている。コミケットスペシャルはコミケとは別に毎回テーマを設定して開かれるイベントで、2000年は「リゾートコミケ」を沖縄・県宜野湾市で、2005年は「24時間耐久コミケ」を東京・有明で開催した。

今回は「コミケでまちおこし」をテーマに開催地を公募。水戸が選ばれたことについて、「空き店舗活用というユニークさと交通の便の良さ」が決め手になった。

 期間中、出展者2,600団体、来場者4万人、宿泊者4,000人が見込まれている。コミケットスペシャルを招致した「コミケでまちおこし・みと実行委員会」(代表=横須賀徹常磐大教授)は、宿泊先の確保やコスプレイベントの開催、スタンプラリーや水戸ならではの新しい土産品の開発を予定。「これを機会に水戸へのリピーターを増やしたい」と意気込む。

 10月からは参加サークルの申し込み受け付けを開始。今後、PR活動や来街者に対する歓迎ムードづくりを行い、まちおこしを図っていく。

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