水戸商工会議所が5月8日、自転車イベント「RIDE ON 310」を開く。
同企画はサイクリングを初めて1年以内の人を対象に「第1ステージ 初心者向け~公道サイクリングルールと出先でも困らないパンク修理講座」として、30キロのサイクリングとパンク修理講座を展開。「サイクリング初心者からレベルアップ」がテーマ。
ナショナルサイクルルート「つくば霞ヶ浦りんりんロード」をはじめとした「いばらきサイクルツーリズム構想」を進める茨城県。同会議所担当者の古山哲央さんは「自転車王国を目指す茨城県に多くのサイクリストが訪れるのはもちろんだが、私たち地元の人が『サイクリングが好き』ということも大切な要素だと思っている」と話す。
当日は、茨城県産業会館から水戸市七ツ洞公園までの約30キロを自転車で走行後、「セーフティショップおおしま」店長でガイドライダーを務める大嶋繁利さんによるパンク修理講座を受ける。参加条件は高校生以上で、サイクリング初心者(スポーツ自転車に乗り始めて1年未満が目安)。雨天時は翌日に順延する。
「RIDE ON 310」では、地元のサイクリストを増やし、水戸の自転車文化を育てることを第一目的に据える。古山さんは「水戸の自転車文化を育てるために、安全に走る技術はもちろん、サイクリングのさまざまな楽しみ方を提案していきたい」と意気込む。今年12月までの隔月で自転車イベントを開催する予定。
古山さんは「自転車は1人で走ってももちろん楽しいが、仲間と一緒に走るとまた違った楽しみがある。サイクリング仲間がいない、1人だからちょっと…と思っている方もぜひご参加いただければ。1回でも一緒に走ればもうサイクリング友達」と呼び掛ける。
開催時間は8時~13時。参加費は500円。食事代自費。定員は先着20人。参加申し込みは水戸商工会議所の特設ページで受け付ける。