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水戸のコミュニティーカフェ「ぐうたらはっちん」閉店へ 9年の歴史に幕

象徴の一つでもあるまきストーブの前でほほ笑む店主の宇佐美理絵さん

象徴の一つでもあるまきストーブの前でほほ笑む店主の宇佐美理絵さん

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 水戸のコミュニティーカフェ「木の香(か)フェ ぐうたらはっちん」(水戸市酒門町、TEL 029-212-8141)が9月30日、閉店する。

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 「老若男女問わずにくつろげるコミュニティーカフェ」をコンセプトに、2008年11月に開業した同店。店名にもある「木」の香りとぬくもりが感じられる内装や食器、まきストーブなどから成る空間づくりにもこだわり、地域の主婦を中心に親しまれていた。

 メニューには、茨城産の野菜と肉をふんだんに使った「スープカレー」や「おにぎりセット」、注文が入ってから豆をひいて提供する「豆の木ブレンドコーヒー」を目当てに足しげく通うリピーターも多いという。

地域のイベントにも積極的に参加。ハロウィーンやクリスマスのほか、合コンなど多数イベントを開くなどして出会いの場を提供してきた。

 2代目店主の宇佐美理絵さんは「ここまでやってこられたのはお客さまのおかげ」と6年間を振り返る。「閉店を知って、友達を連れて来店してくれたり、閉店を惜しんでくれたりする常連客もいる。最後までしっかり営業するので、ぜひ来店してほしい」と呼び掛ける。

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