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茨城県立歴史館で「昔のくらし」展 庶民のくらしを衣食住で紹介

「昔のくらし」展

「昔のくらし」展

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 茨城県立歴史館で4月24日、「昔のくらし」展が始まった。

展示する「東芝自動式炊飯器」

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 同展では、明治~戦後の庶民の暮らしの道具の移り変わりを衣食住のカテゴリーに分け、寄贈品を中心に約80点を展示。燭台(しょくだい)から石油ランプ、電球、かまどから炊飯器など、電気が使われるようになるまでの変化を見ることができる。

 茨城県ならではの内容として、常陸大宮市の諸沢地区では、火打ち石(メノウ)が産出され、水戸藩の事業として大々的に採掘が行われていたことを紹介する。

 世界初の「東芝自動式炊飯器」も展示する。開発者は東京で町工場を経営していた三並義忠。展示では、開発まで1日に20回の炊飯や10時間以上に及ぶ実験を数カ月繰り返し、データを取るなどした常陸大宮市出身の妻・風美子(ふみこ)の「内助の功」を紹介する。

 同館が製作した太鼓リズムゲーム「おはやしどんどこ」も設置。北茨城市大津町のおはやし2曲を、太鼓をたたきながら楽しむことができるほか、住宅の移り変わりや地域ごとの風習をムービーにして放映する。

 実際に生活の様子を体験できるコーナーでは、電気が使われる前と後で2つのブースを用意し、季節に合わせ蚊帳や暖房器具の入れ替えなども予定するという。

 「特設展示 渋沢栄一と茨城 第I部 渋沢の原点-水戸藩の幕末寸描-」も同時開催。

 同館資料学芸部学芸課の林圭史さんは「展示を通して、改めて『こんなことがあったんだ』と知ることや、現在の当たり前が当たり前でないということを知ることができる。新しい発見や意外な発見も楽しんでいただきながら、民俗芸能などを知るきっかけにもなれば」と話す。

 開館時間は9時30分~17時。月曜休館。入場料は、一般=610円、大学生=320円、満70歳以上=300円、高校生以下無料。8月31日まで。

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