ケーズデンキスタジアム水戸(水戸市)で4月19日、明治安田J1百年構想リーグEASTグループ第11節の水戸ホーリーホック対柏レイソル戦が行われ、水戸が柏に2-0で勝利した。
この日の試合は、JX金属の協賛による「JX金属さくらマッチ」として開催された。水戸を支援するJX金属と柏を支える日立製作所は同じルーツを持つ企業で、JX金属の発祥は1905(明治38)年に開業した日立鉱山(現・日立市)、日立製作所は同鉱山の電気機械修理工場を起源とする。試合名は両社が創業以来大事にしてきた地域社会への思いと、その象徴である「オオシマザクラ」にちなんだ。会場では来場者先着8000人に「JX金属オリジナルフェイスタオル」を配布した。
来場者数は8831人。試合は0-0で前半を折り返し60分、水戸はDF大森渚生選手が左サイドから中央へパス。相手DFがはじいたこぼれ球をMF真瀬拓海選手が拾って送り込むと、FW多田圭佑選手が右足で決めて先制した。先制点を挙げた多田選手は日立市出身。日立市立坂本中、矢板中央高、立正大を経て2025年に水戸へ加入した。多田選手のゴールで会場からは大きな拍手が送られた。
65分には、相手DFのパスを中央で多田選手がカット。FW渡邉新太選手へつなぎ、渡邉選手がドリブルで持ち込み右足で決めてリードを2点に広げた。77分には樹森大介監督が退場処分を受ける場面もあったが、水戸は柏に追加点を許さず試合を締めくくった。
笠間市から家族で観戦に訪れた中学一年の生徒は、小学4年のころから水戸を応援しており、FW多田選手が好きだという。「今日は多田選手のゴールがうれしかった。これからもたくさん走って勝利数を増やしてください」とエールを送った。
水戸は勝ち点15でEASTグループ6位に順位を上げた。
次節は4月24日19時から、味の素スタジアムでFC東京と対戦する。