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水戸ホーリーホックが日立建機とトップパートナー契約 茨城から世界へ

(左から)会見で笑顔を見せる小島社長と先崎社長

(左から)会見で笑顔を見せる小島社長と先崎社長

 水戸ホーリーホックは5月16日、日立建機(東京都台東区)と2026/27シーズンから新たにオフィシャルパートナー(トップパートナー)契約を結ぶと発表した。

記者会見の様子

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 契約期間は2026年7月1日から。トップチームのユニフォームへの広告掲出、ホームゲーム会場での各種広告、公式SNSでのロゴ掲載、サンクスマッチの開催を予定する。日立建機は2027年4月1日付で商号をランドクロス、コーポレートブランドをLANDCROS(ランドクロス)へ変更する予定で、ユニフォームには新ブランドのロゴを掲出する。

 日立建機は油圧ショベルや建設機械の開発・製造を手掛けるグローバル企業で、世界の連結従業員数は約2万5000人。2025年度の連結売上収益は1兆4,055億円、海外売上収益比率は84%にのぼる。茨城県内に中核工場を持ち、社員ベースで6000人を超える従業員が県内で働く。

 水戸ホーリーホックの小島耕社長は「クラブが掲げるブランドプロミス『新しい原風景をこの街に』と、日立建機がビジョンに掲げる『豊かな大地、豊かな街を未来へ』には、とても近しい価値観・世界観を感じる」と話す。J1昇格を決めた2025年11月29日以降、クラブのパートナー企業は約270~280社まで増えた。トップディビジョンで戦うため上位レイヤーへの営業を強めてきたという。

 日立建機の先崎正文社長は「茨城は我々のホームタウン。同じくホームタウンとし、ほぼ同時に新たな挑戦に臨む水戸ホーリーホックとは多くの共通点がある」と話す。日立建機グループはこれまでプロのチームスポーツへの協賛経験はほぼなく、ゴルフの個人選手や霞ヶ浦マラソンへの協賛にとどまっていた。先崎社長は「スポンサーは我々の方からやらせてくれと言った」と打ち明ける。大学時代にサッカーサークルに所属し、3年間のイタリア駐在中も毎週のように試合を観戦してきた個人としての思いが背景にあるという。「サッカーで何かできたらいいなとずっと思っていた。今回は本当に個人としてもうれしい」と話し、地元のチームを社員や取引先と一緒に応援することは「日立建機からランドクロスに変わる挑戦としても象徴的になる」と意義を語る。

 契約期間については明らかにしていないが「できるだけ長く協賛していきたい」と先崎社長。クラブの育成への姿勢にも触れ「『育成の水戸』と言われるように人をきちんと育てているクラブ。会社としてどう人を育てるかを教えてもらいながら、一緒に成長させていただきたい」と話す。サンクスマッチについては「従業員や取引先も大勢いるので、コラボで気持ちが盛り上がるようにできれば」とも。

 日立建機が持つグローバルネットワークについて、小島社長は「世界中にネットワークを持つ企業。海外で活動するにあたり、サポートやアドバイスをいただけたら」と期待を示す。先崎社長も「マレーシア、シンガポール、ジャカルタ、インドなどに拠点がある。何か取り組まれる際にはサポートしたい」と応じた。

 小島社長は「アジアへという目標を掲げた以上、ランドクロスに恥をかかせないクラブ経営をしていかなければいけない」と意気込む。

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