県立水戸商業高校(水戸市新荘)の簿記部に所属する3年生2人が8月3日、日商簿記検定試験1級に合格した。同校からの1級合格は2年連続。
日商簿記1級は商業簿記、会計学、工業簿記、原価計算の4科目で構成され、合格率は例年10%前後で推移する難関資格。大学生や社会人の公認会計士・税理士志望者が主な受験層で、合格者には税理士試験の受験資格が与えられる。
茨城県教育委員会によると、高校生の合格は全国的にも少なく、同一校から一度に2人が合格したのは県内初だという。
合格したのは、商業科の菊池七海さんと情報ビジネス科の古澤柊翔さん。菊池さんは「昨年11月の試験で不合格になった時は落ち込んだが、諦めずに勉強し直したことで簿記の面白さに改めて気付けた。この経験を糧に次の目標に向けて努力を重ねていきたい」と意気込む。古澤さんは「次の目標は公認会計士試験の合格。今回の合格を自信に変えて、これまで以上に気を引き締めて勉強していきたい」と話す。
2人は7月24日に開催された「第42回全国高等学校簿記競技大会」でも成果を上げた。個人の部で古澤さんが準優勝し、菊池さんが佳良賞を受賞。同校簿記部は団体の部でも5位に入賞した。同部は8月7日の「第3回全国高等学校日商簿記選手権大会」にも出場し、団体の部7位に入った。