水戸経済新聞の2018年年間PV(ページビュー)ランキング1位に輝いたのは、水戸駅北口エリア・三の丸のスタンド酒場「ニューもっさん」の開店を伝えた記事だった。
ランキングは今年の1月1日から12月13日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 水戸にスタンド酒場「ニューもっさん」 昼から営業、幅広い世代立ち寄れる場に(8/28)
2.水戸のラーメンまつり 全国各地から12店が出店(10/11)
3.ひたちなかにカフェ「TOIRO」 250坪の庭でパーティー利用も(11/28)
4.水戸で「三十路の祭典」 同世代で茨城を盛り上げるきっかけに(9/4)
5.水戸のオレンジタルト専門店「MOGU-MOGU」、移転リニューアル(8/21)
6.水戸のスタンド酒場に伸びる行列 シルクスイートの新作ハットグも(11/29)
7.ひたちなかに地元食材メインのカフェ「うふカフェ」(11/14)
8.赤塚でパスタフェス 食べ比べでパスタチャンピオン決定も(10/3)
9.水戸で芸人・中田敦彦さん講演会 実業家として新しいチャレンジ後押し(9/22)
10.ひたちなかで「ごじゃっぺ音楽祭外伝」 茨城出身アーティストが集結(9/21)
1位の「ニューもっさん」は、昼から立ち飲みスタイルで、もつ焼きやもつ煮を中心に総菜やドリンクを提供するスタンド酒場。塾や習い事に通う子どもや一人暮らしの学生、仕事帰りの主婦が気軽に串焼きや総菜を買える店にしたいと、テークアウト商品にも力を入れていた。10月中旬から「チーズハットグ」が女子高生を中心に若い世代で「インスタ映え」すると話題になり、店の外に連日行列ができたことで記事が読まれることとなった。
2位は、今年で4回目を迎え、全国各地のラーメン店12店が参加した「水戸のラーメンまつり」。九州とんこつラーメンの発祥の地・久留米から参加した「モヒカンラーメン」(久留米)が初出店したことからも注目を集めた。
3位は、ひたちなかで250坪という広さの庭でパーティーやイベントとしても利用できるカフェ「TOIRO」のオープンを伝えた記事だった。庭を開放すると最大150人まで対応が可能なほか、レンタルスペースも併設。店主の西野さんが毎日市場に出向き、その日水揚げされた魚を調理する「お魚プレート」(1,580円)や季節に合わせたドルチェの展開も関心を引いた。
そのほか、同世代で茨城を盛り上げようと企画された三十路(みそじ)の祭典「IBARAKI MEETUP AGE30」が4位と注目を集めた。
市内のオレンジタルト専門店「MOGU-MOGU」の移転リニューアル(5位)や赤塚で開催された「パスタフェス」(8位)など、飲食関係の記事の上位ランクインも目立ち、上半期に続き、広域水戸圏を中心に食への関心の高さがうかがえた。