学ぶ・知る

茨城県が「IBARAKIドリーム・パス」事業 地元中高生が地域課題解決のため企画提案

今年選抜された16チーム

今年選抜された16チーム

  • 0

  •  

 茨城県内の中高生が地域の課題解決や夢の実現に向けて取り組む「IBARAKIドリーム・パス事業」の実践活動事前ガイダンスが10月16日、県南生涯学習センター(土浦市)で行われた。主催は茨城県教育委員会。

実践活動ガイダンスの様子

[広告]

 2019(平成31)年7月から茨城県内の中高生を対象に始まった同事業。地域の課題発見・解決に向けた企画立案や実践を通し、夢の実現に向けて積極的に挑戦するアントレプレナーシップ(起業家精神)を持った人材を育成しようと毎年行われている。

 今年の応募数は、まちづくり、教育、交通、ロボット、ものづくりなどをテーマにした273件。書類選考、面談による選考を経て、県内の中学1年から高校3年生までの16チームが戦略チームに決まった。

 新型コロナウイルスの影響で、実践活動事前ガイダンスを対面で行うのは2年ぶり。選出されたチームへの認定証授与を行った後、16チームの生徒たちは学生コーチや企業のボランティア技術者からアドバイスを受けながら来年1月18日に行われるプレゼンテーション大会までの計画を練った。

 茨城県教育庁総務企画部生涯学習課社会教育主事の河野真希枝さんは「参加している中高生が生活圏内で感じている課題や困難を自分たちの視点で解決に導いてほしい」と話す。

戦略チームは今後、11 月23 日の企画ブラッシュアップに向け、実践活動を行い、来年1月15 日に「中間報告会」、最終発表の場となるプレゼンテーション大会「IBARAKI ドリーム★パスAWARD」は2月18日を予定する。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース