
株式会社サクライは、FOTRICの国内正規販売代理店として、本ソリューションを提供します。
圧縮空気の漏れや発熱異常は目視では把握が難しく、発見の遅れがエネルギーロスや設備停止につながる可能性があります。
こうした課題に対し、株式会社サクライは「音」と「温度」の2つの視点から設備異常を可視化する産業音響・熱画像用センシングカメラ「FOTRIC」の国内展開を本格化しました。
音響カメラは、人には聞こえない超音波を検知し、広範囲にわたる設備の中からリーク箇所を瞬時に可視化する技術です。
これにより、従来は「微小すぎて聞き取れない」リークの早期発見が可能になるほか、足場を組まなければ確認できなかった高所設備の点検や、膨大な配管に対する目視・接触による確認作業など、時間と手間を要していた現場の課題を大幅に効率化します。
特に最新モデルのH4 miniは、手のひらサイズでありながら112個のMEMSマイクを搭載。さらに上位機種であるHシリーズは、最大測定距離300m、周波数帯域100kHzに対応しており、広大なプラントにおいても歩きながら迅速に異常箇所を特定することが可能です。
これにより、熟練者の経験に依存することなく、誰でも迅速かつ正確なリーク検査を実施できる環境を実現します。結果として、エネルギーロスの削減と点検業務の大幅な効率化に貢献します。


赤外線サーモグラフィによる点検事例
設備の温度分布を非接触で可視化し、発熱や冷却異常の予兆を捉える技術画像は電力設備の点検事例です。同一条件で並ぶユニットのうち、特定の1基(Ar5)のみが、周囲(約43℃)に対して約32.1℃と10℃以上低い状態であることが明確に示されています。これは、内部故障による通電不良や回路の不具合など、外観点検では判別できない異常を瞬時に可視化した例です。
このように赤外線サーモグラフィは、設備の“異常の予兆”を捉えることで、重大なトラブルの未然防止に貢献します。
特にエントリーモデルであるTKシリーズは、導入しやすい価格帯でありながら、384×288のクラス最高レベルの解像度と30Hzの高速フレームレートを両立。滑らかで視認性の高い映像により、動体や一瞬の温度変化も逃さず捉えます。
さらに、最小焦点距離0.15mという優れた近接撮影性能を備えており、制御盤内部や微細な電子部品の熱解析にも対応可能です。
また、最大1280×1024の高解像度を実現したハイエンドモデルまで、現場ニーズに応じた幅広いラインナップを展開。わずかな温度差(NETD < 30mK)を検知する高感度センサーが、重大事故につながるリスクの早期発見を支援し、インフラ設備の安定稼働を強力にサポートします。
FOTRICは、世界でも類を見ない「音」と「熱」を1台で同時に可視化する、
統合型モデル「
P-MiX」「
V-MiX」をラインナップしています。
赤外線センサーと音響センサーを高度に融合したマルチスペクトル技術により、これまで別々の機材で行っていた「ガス漏れ(音)」と「異常発熱(熱)」の点検を、一度のスキャンで完結させることが可能です。
フラッグシップモデルである
P-MiXは、162個のデジタルMEMSマイクと、最大640×480の高解像度サーモグラフィを搭載。広範囲のリーク箇所と微細な温度変化を一つの画面上に高精細でオーバーレイ表示し、設備異常を多角的かつ高精度に分析します。
一方、
V-MiXは、統合機能を維持しながら、現場での運用性を重視したコンパクト設計を採用。640×480の熱解像度と162基のMEMSマイクによる音響検知性能を備え、狭所や足場の悪い環境でも片手操作でスムーズな点検が可能です。

P5-MiX

V5-MiX
FOTRICのソリューションは、製造業、エネルギー、化学プラント、半導体分野にとどまらず、次世代産業への展開を加速しています。
急拡大するデータセンターの熱管理や、カーボンニュートラル実現に不可欠な車載・蓄電用バッテリー(二次電池)の品質管理・火災予防といった領域において、その重要性は急速に高まっています。
FOTRICは、音響カメラ、赤外線カメラ、そして両者を統合したモデルまで、用途や現場環境に応じた多様な製品を展開しています。
現場ごとの課題に応じた最適なソリューション提案が可能です。
詳細情報やデモンストレーションのご相談については、お気軽にお問い合わせください。

音響カメラ:64~345マイクまでの複数モデルをラインナップ / 赤外線サーマルカメラ:最大1280×1024の高解像度モデルを含む幅広いラインナップを展開
会社名:株式会社サクライ
所在地:茨城県
事業内容:産業機器・設備機器の販売および技術支援
URL
https://sakurai-llc.com