茨城空港が開港、一番機はSKY神戸便-出発式などに航空ファンが来場

茨城空港一番乗りとなったスカイマーク神戸便

茨城空港一番乗りとなったスカイマーク神戸便

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 国内最後の地方空港となる「茨城空港」(小美玉市百里)が3月11日、開港した。国内98番目で、首都圏では羽田、成田に次いで3番目、航空自衛隊百里基地との共有となる。

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 午前8時からのオープニングセレモニーに続いて、9時50分に神戸からのスカイマーク便が到着、チャックインカウンター前などで歓迎式、出発式が行われ、初のテイクオフも10時5分発のこのスカイマーク神戸便となった。さらに11時に台湾行きのチャーター便、アシアナ空港の13時発韓国行き定期便、14時10分スカイマーク羽田行き、18時10分発ハワイ行きチャーター便の計5便が、この日同空港を飛び立つ。

 空港内では発着のたびに歓迎式や出発式が行われ、搭乗者のほか多くの見学者が来場。一般見学者の駐車場の乗り入れが規制された。

 同空港は国の新規空港建設抑制方針を受けた最後の地方空港といわれ、航空自衛隊百里基地との共有で航空ファンらの注目を集めている。定期便はアシアナ航空の仁川便のほかに、数カ月後に就航する同航空の釜山便、4月16日からスカイマークの神戸便が就航を予定。

 茨城県空港対策課は空港利用料の安いメリットを生かし、ゴールデンウィークなどでのチャーター便の発着を見込む。県内の各観光地やホテルなどでも韓国からの観光客に期待を寄せる。

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