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国営ひたち海浜公園にえとの巨大地上絵 「一陽来復」願い作成

制作中の「えとの巨大地上絵」(写真提供=国営ひたち海浜公園)

制作中の「えとの巨大地上絵」(写真提供=国営ひたち海浜公園)

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 国営ひたち海浜公園(ひたちなか市馬渡)大観覧車前で12月18日、「干支(えと)の巨大地上絵」公開が始まった。

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 本年度で13回目を迎える「えとの巨大地上絵」。大きさは縦22メートル、横30メートル。大観覧車に乗ると全貌を見ることができる。12月12日は巨大地上絵制作体験イベントとして、コキアで毛並みを、松ぼっくりで影を作る企画を行い、子どもから大人まで186人が参加した。

 約2週間をかけ、松ぼっくりや松の間伐材、乾燥したコキアなど園内で採れた自然素材を敷き詰めた。毛並みはコキア、影などは松ぼっくり、枠は松の間伐材を使った。

 広報係の星みきさんは「2022年は『陽気をはらみ、春の胎動を助(たす)く』とされる『壬寅(みずのえ・とら)』。大地を踏みしめ天にほえるトラの姿に、厳しい冬を乗り越えた先の、生命力あふれる春への期待を込めた」と話す。

 「えとの巨大地上絵は、SNS投稿や年賀状・メールで新年のあいさつにもお薦め」と星さん。

 星さんによると、大観覧車の窓から、雄々しく勇敢なトラを迫力いっぱいに撮影するには、ゴンドラの位置がポイントという。「大観覧車の一周は約 15 分で、ゴンドラに乗り込んで 5~6 分経過した頃の最高点に達する少し前がねらい目」と話す。

 開園時間は9時30分~16時30分(2月末まで)。火曜休園。12月31日、1月1日は閉園。1月4日は開園する。

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