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水戸のインテリア店で「アートギャッベ展」 250枚を展示販売

展示販売するアートギャッベ

展示販売するアートギャッベ

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 インテリア店「ホームシックスタイルショップ水戸店」(水戸市河和田町)で1月15日、「アートギャッベ展」が始まる。

展示販売するアートギャッベ

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 「ホームシックスタイルショップ」を運営する「ホームシック」は1993(平成5)年3月、水戸市内原町に「インテリアショップ ホームシック」を出店。水戸店は2019(平成31)年3月、現住所に移転した。現在、店舗を水戸、つくば、ひたちなかに展開している。

 「ホームシックスタイルショップ水戸店」の近藤彩梨菜さんによると、「アートギャッベ」は、南ペルシアの遊牧民・カシュガイ族の暮らしから生まれた伝統の手織りじゅうたん。2010(平成22)年にユネスコの世界無形文化遺産に登録されている。

 同展は2019年から始まり、今月の開催で5回目。今年は「冬のアートギャッベ展」として、250枚を展示販売する。サイズは、35センチ角~2メートル×3メートル。いすの上、玄関マット、キッチンマット、リビング、ダイニング、寝室などに利用できる。

 近藤さんは「アートギャッベは、厳しい遊牧生活の中で育てた上質な羊毛を現地でとれる草木を使って染め上げ、家族が幸せであるよう願いを込めて織られたじゅうたん。大自然の恵みから生まれたアートギャッベは、品質の高さや芸術性がヨーロッパを中心に世界中で高く評価されている。標高3000メートルの、1日で気温が30度近く変化する厳しい気候で育った羊の毛で織られているので調湿・保温作用が優れていて1年を通して使えるのが魅力」と話す。

 描かれる文様には、親子寄り添って行動を共にすることから鹿は家庭円満、木は糸杉の木がモチーフでどんな天候でもまっすぐ上に向かって育つことから生命の木といい、長寿・健康を意味するなど、一つ一つ意味があるという。

 「アートギャッベは全ての年代の方に心地よく使っていただける。化学染料を使わず草木で羊毛を染めていて、エコテックスの認証を取得しているので赤ちゃんやペットにもお薦め。良い物を長く使いたい方にはぴったり」と近藤さん。

 同店の柿長美帆さんは「何より触れたときのなめらかな肌触り、草木染のやさしい色合い、素朴な文様は暮らしの中に癒やしをもたらしてくれる。アートギャッベの魅力はぜひ実物を体感いただきながら伝えられたら」と話す。

 開催時間は、平日=10時30分~18時、土曜・日曜・祝日=10時30分~19時。1月23日まで。

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