「第28回ひたちなか祭り」が8月20日・21日の2日間、3年ぶりにひたちなか市で開催される。現在、「eスポーツ大会」の出場者を募集している。

　同祭は1995（平成7）年から地域の活性化を目指してスタート。例年、花火大会と本祭りの2日間で約10万人の来場客が訪れる。2年前は新型コロナウイルスの影響により、初めて中止にし、昨年はオンラインでの開催としていた。

　「今年の主役は君たちだ」をテーマに据える同祭。今年、新たに高校生以下を対象にした「第1回ひたちなか祭りeスポーツ大会」を開く。使用タイトルは「eFootball?」シリーズ。高校生の部と中学生以下の部でそれぞれ優勝を決める。参加条件はひたちなか市・水戸市・那珂市・東海村・大洗町・日立市・常陸大宮市・常陸太田市・城里町に在住もしくは立地する学校に通学すること。参加費は無料。8月17日のひたちなか商工会議所会館での予選を経て、8月21日の石川運動ひろばでの本選に出場できる。総合優勝者には新型ゲーム機を授与。各部門の優勝者にも賞品を贈る。

　21日には、石川運動ひろばeスポーツ会場で、レースゲームや対戦ゲームなどを体験できる「eスポーツバトルチャレンジ！」も同時開催する。

　ひたちなか祭り実行委員会実行委員長の鈴木勇輝さんによると、コロナ禍での、ゲームやeスポーツへの注目度の高さが企画のきっかけだったという。「ここ数年、感染症対策で子どもたちが不自由を強いられる日々が続いていた。このイベントを通して、一人一人が主役となって夏の楽しい思い出を作ってもらえたら」と話す。

　応募締め切りは8月15日。応募はひたちなか祭りホームページ内の専用フォームで受け付ける。