スパイスカレーとスパイスケーキの店「Curry＆Bake」が水戸にオープンして2カ月がたつ。

7月の月替わりカレー「サバキーマ」

　5月15日にオープンした同店。東京でスパイスの魅力を知ったという店主の佐藤椰子さんが作るカレーと数日限定のスパイスケーキを主力に販売する。メニューは、月替わりカレー（1,000円）、2種あいがけカレー（1,200円）など。7月はサバを使ったキーマカレー「サバキーマ」を用意する。

　佐藤さんによると、「サバキーマ」には、甘くスパイシーな香りが特長のフェンネル、レモンのような爽やかな香りを特長のカルダモンを使う。「2つのスパイスがサバの脂っぽさや魚臭さを消し、食欲の進む料理となっている」と佐藤さん。店では月替わりのカレーとレギュラーメニューのスパイシーチキンカレーの「2種あいがけカレー」も用意。佐藤さんは「甘口のチキンカレーと中辛のサバキーマカレーが1皿で楽しむことができるぜいたくなメニュー」と話す。

　佐藤さんはもともとパティシエを目指し上京。修業する中でスパイスカレーのおいしさに驚き、スパイスに関心が移っていったという。5年間の間借りカレー店やマルシェでの焼き菓子製造販売を経て、水戸にUターンし出店した。佐藤さんのお薦めは「サバキーマとスパイスチャイ」のセット（プラス300円でチャイ追加）。「お互いにさっぱりとした味で相性が良い」という。サバを使ったカレー開発はオープン時からの構想から。「暑さが増す時期の夏バテ予防と、魚嫌いの先入観をなくしたかった」と振り返る。

　営業時間は11時～17時。