暮らす・働く

水戸の風物詩「黄門まつり」中止を発表 新型コロナ感染拡大受け

「令和2年度 第60回 水戸黄門まつり」トップページ

「令和2年度 第60回 水戸黄門まつり」トップページ

  • 196

  •  

 水戸黄門まつり実行委員会が4月24日、「令和2年度 第60回 水戸黄門まつり」の開催中止を発表した。

[広告]

 「水戸黄門まつり」は、1961(昭和36)年に始まったもので、水戸の夏を代表するイベント。初日の金曜に花火大会、翌土曜と日曜に上市・下市での本祭と計3日間開催していたまつりは昨年、花火大会と本祭を分けての開催にリニューアル。昨年は、3日間で約70万人が来場した。

 東京オリンピックのサッカー競技が県内のカシマサッカースタジアムの行われる予定だったことから、十分な警備態勢を取ることが難しいなどの理由で、今年は花火大会を7月18日、本祭を8月22日・23日に予定していた。国内外で深刻化する新型コロナウイルスの感染拡大状況を受け、観光客や参加者、関係者らの安全確保が困難であると中止を決定した。

 同実行委員会は、「第60回 水戸黄門まつり」特設サイトで「毎年水戸黄門まつりを楽しみにされていた皆さまには、このような判断となったことは極めて心苦しい限りだが、皆さまの安心・安全を何よりも優先してのこと。来年開催する際には、より盛会に、より楽しんでいただけるよう尽力していくので、変わらぬご支援・ご協力を心よりお願い申し上げる」などとコメントしている。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース