水戸ホーリーホックは8月15日、2026/27シーズンから本拠地とする水戸信用金庫スタジアム(那珂市)でガンバ大阪と対戦し、1-1で引き分けた。
2026/27明治安田J1リーグ第2節。同スタジアムはJ1の開催基準を満たすため、ケーズデンキスタジアム水戸(水戸市)から移転した新たなホームで、J1リーグの試合を行うのはこの日が初めて。入場者数は1万3226人で、水戸ホーリーホックとしては過去最高の入場者数だった。
水戸は前半18分、左サイドで相手DFのパスを谷口海斗選手がカットしてドリブルで持ち上がり、中央への折り返しを鳥海芳樹選手が左足で決めて先制した。前半はリードを保って折り返したが、後半29分、左コーナーキックから初瀬亮選手のボールを中谷進之介選手に頭で合わせられ同点に追い付かれた。終盤は押し込まれる時間が続いたが、ゴール前で体を張った守備で追加点を許さなかった。シュート数は水戸12本、ガンバ大阪16本。
水戸は後半開始から鳥海選手に代えて加藤千尋選手を投入。後半13分に木本恭生選手に代えて河面旺成選手、後半18分に谷口選手と渡邉新太選手に代えて山本隼大選手と多田圭佑選手、後半36分に舩橋佑選手に代えてマテウス・レイリア選手を送り出した。
樹森大介監督は試合後の会見で、「クラブとして初めてのJ1リーグのホームゲーム。歴史的な試合の中で、クラブスタッフとサポーターが最高の雰囲気を作ってくれた。スタジアム入りした時からそれを感じていて、僕自身も選手も結果で応えようという思いで試合に入った。勝ち点1を積み上げられたことは良かったが、勝ち点3を取りたかったというのが率直な思い」と話す。終盤の守勢については、「重たくなりすぎてプレスをかけられなくなり、押し込まれ続けてしまった。相手コートで自分たちの攻撃の時間をいかに増やすかを突き詰めないと、簡単には守り切れない。ギリギリの戦いの中でも勝ち点3を取る決定的なチャンスはあった。こういうゲームでも勝ち切れるチームを作っていきたい」と気を引き締める。
ガンバ大阪の明神智和監督は「非常に難しい試合になると思っていた。前半は相手の勢いに苦しむ時間帯もあったが、落ち着いて試合を進められた。後半も慌てずに同点に追い付いたが、勝ち点3を狙っていたので残念」と振り返る。
スタンドで観戦したひたちなか市の柳下あかりさんは「前半はすごく良かったのに、後半に点を取られてしまって残念。でもいい試合だったので、次は絶対に勝ってほしい。大崎航詩選手には早くけがを治して復帰してほしい」、弟の陽(ひかる)くんは「鳥海選手が(ゴールを)決めたのはうれしかった。後半に決められて悔しい。次も渡邉新太選手に頑張ってほしい」とエールを送る。
水戸は第2節を終えて勝ち点1で20チーム中15位。次節は8月22日、京都サンガF.C.と敵地のサンガスタジアム by KYOCERAで対戦する。