株式会社Thermalytica(本社:茨城県つくば市、以下「Thermalytica」)は、2026年9月28日、GREEN×EXPO協会の筒井義信会長らとともに首相官邸を表敬訪問し、高市早苗内閣総理大臣に高性能断熱材「tiisa(R)(ティーサ)」をご紹介しました。
今回の表敬訪問は、2027年国際園芸博覧会「GREEN×EXPO 2027」に向けた日本発のグリーンテックを紹介する機会として行われたものです。
当日は、Thermalytica創業者・CTOであり、国立研究開発法人物質・材料研究機構(NIMS)構造材料研究センター主任研究員のウー・ラダーが、Thermalyticaが事業化を進めるtiisa(R)の技術について説明しました。あわせて、tiisa(R)を配合した塗料を塗布したものと、従来型塗料を塗布したものを用いたデモンストレーションを実施し、高市総理にtiisa(R)の断熱性能を体感いただきました。

Thermalytica創業者・CTOウー・ラダーによる高市早苗首相へのtiisa(R)技術紹介の様子
■ 高性能断熱材「tiisa(R)」について
tiisa(R)(Thermal Insulation Inflatable-Solid Air)は、99.4%が空気で構成されるシリカエアロゲル系の超断熱材料です。独自のナノ構造設計により、優れた断熱性能と柔軟性を両立します。
tiisa(R)は建築物や産業設備の省エネルギー化に加え、液体水素の貯蔵・輸送などの次世代エネルギーインフラ、電池の熱暴走対策、AIデータセンターや半導体・電子機器における熱管理など、さまざまな用途での活用が期待されています。Thermalyticaではそのほか、自動車・モビリティ、航空宇宙、防災など、高性能な断熱・熱管理が求められる幅広い領域で用途開発を進めています。現在までに国内外の企業・機関とのtiisa(R)を用いたPoC(実証実験)が進んでおり、量産化と実用化に向けた取り組みを加速しています。

高性能断熱材「tiisa(R)」
■ GREEN×EXPO 2027について
正式名称:2027年国際園芸博覧会(International Horticultural Expo 2027, Yokohama, Japan)
正式略称:GREEN×EXPO 2027
テーマ:幸せを創る明日の風景 ~Scenery of the Future for Happiness~
開催期間:2027年3月19日(金)~9月26日(日) 192日間
開催場所:神奈川県横浜市(旧上瀬谷通信施設)
開催概要はこちら
https://expo2027yokohama.or.jp/
■ 株式会社Thermalyticaについて
Thermalyticaは、2021年4月に国立研究開発法人物質・材料研究機構(NIMS)からスピンアウトして設立されたディープテック企業です。独自の材料技術を基盤に、高性能断熱材「tiisa(R)」を中心とする高性能な熱マネジメント材料の研究開発・製造・販売を進め、エネルギー効率向上および脱炭素社会の実現に貢献することを目指しています。
Thermalyticaは経済産業省の「J-Startup」に選定されているほか、2023年には「SLINGSHOT」でGrand Winner、2024年には「KPMG Global Tech Innovator Competition」でGrand Winnerに選出されるなど、国内外のスタートアップ支援プログラムやコンペティションで選出・受賞を重ねています。2026年8月にはシリーズAラウンドで総額4.4億円を調達し、tiisa(R)の量産体制の構築や用途開発、国内外での事業展開を加速しています。

株式会社Thermalytica ロゴ
会社名:株式会社Thermalytica
事業内容:高性能熱マネジメント材料の研究開発・製造・販売
設立:2021年4月
代表取締役:大槻智洋
創業者・CTO:ウー・ラダー(Rudder Wu)
所在地:茨城県つくば市桜3-13
公式HP:https://thermalytica.com/ja