見る・遊ぶ 暮らす・働く 学ぶ・知る

泉町のギャラリーで企画展「わ、」 作家5組が「茨城の伝統工芸」テーマに

来場を呼びかける(左から)発起人のミック・イタヤさん、企画を取りまとめる田山理恵さん

来場を呼びかける(左から)発起人のミック・イタヤさん、企画を取りまとめる田山理恵さん

 茨城県の伝統工芸をテーマにした企画展「わ、WA EXHIBITION」が7月29日、文化デザイナー学院1階ギャラリー(水戸市泉町)で始まる。

[広告]

 同展は常陸大宮市の伝統工芸「西ノ内和紙」を軸に、さまざまな分野で活動する5組によるグループ展。出展は、水戸市在住のビジュアルアーティスト、ミック・イタヤさん、水戸市在住の書道家で題字を担当した田山稔夫さん、常陸大宮市出身で文化デザイナー学院の卒業生でもあるイラストレーターのベロニカ都登(とと)さん。水戸市の伝統工芸「水府提灯(ちょうちん)」の製造販売を手がける「鈴木茂兵衛商店」(水戸市袴塚)、「西ノ内和紙」を扱う「紙のさと」(常陸大宮市舟生)も展示販売を行う。

 副題は「ひとりひとりのまつりのはじまり」。イタヤさんは「工芸作品やアートに触れて、コミュニケーションが生まれたり、一人一人が自分を見つめて、自己を確立したりしていく。そんな未来に向かっていく力のきっかけになれば」と話す。同さんは「西ノ内和紙」に墨で書いた絵などを展示し、ベロニカ都登さんも同紙を素材に、ダイダラボウや笠間稲荷の狐といった県内の伝承をモチーフにした作品やグッズを展示する。「紙のさと」は紹介ブースのほか、紙糸で編んだ巾着などの展示を行う。

 「鈴木茂兵衛商店」は、同店の先代社長と幼なじみという縁でイタヤさんがデザインしたちょうちん「MIC(ミック)シリーズ」を中心に展示する。見どころの一つが、イタヤさん、田山稔夫さん、ベロニカ都登さんの3組が絵柄を手がけ、「西ノ内和紙」を使って各3点ずつ作る限定のちょうちん。購入者は8月1日に行われる「水戸黄門まつり」のちょうちん行列にそのまま加わることもできる。鈴木紘太社長は「ちょうちんや和紙を街中で見る機会は少ない。一人でも多くの人に触れてもらいたい」と話す。

 作品点数は5組100点以上で、各作家のグッズも販売する。初日の7月29日はオープニングレセプション(17時~19時)を行う。8月1日・2日は「西ノ内和紙」を使っったキーホルダーや名刺入れを作るワークショップを開く。

 企画を担当する「田山企画制作室」(水戸市大塚町)代表の田山理恵さんは「年齢もジャンルも違う作り手が同じ方向を向いて生まれる、祭りのような前向きな空気を感じてもらいたい」、イタヤさんは「作品に出合い、未来の新しい自分を発見してもらえたら」と来場を呼びかける。

 開催時間は10時~18時(8月1日=21時、2日=20時まで)。8月2日まで。入場無料。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
ALL