水戸、ひたちなか市を中心に配布される月刊情報誌「サクラサクライフ」が11月29日、タウン誌の全国コンテスト「プリーペーパーアワード2012」で大賞を受賞した。

　全国のタウン誌、フリーペーパーを対象に最も優れた媒体に大賞（日本一）を贈る同コンテスト。今回は全国から103誌がノミネートされた。審査は読者投票などを含めて2次審査まで行われ、藤丸順子さん、吉原大二さん、平野敦士カールさん、坂井滋和早稲田大学教授、松江健介さんらが審査に当たった。

　「サクラサクライフ」は日本ABC協会に加盟する水戸・ひたちなか市内全域をポスティングで配布するフリーペーパーで、発行部数は18万3000部。発行は常創（水戸市住吉町2）で、2004年創刊。20～30代の女性に支持されグルメ、ファッション、美容、ブライダル情報などのほか毎号ユニークな特集記事が人気を集める。

　大賞に選ばれた同誌の関根緒斗編集長は「広告主、読者にいかに楽しんでもらえるのかを基本コンセプトに編集している。東日本大震災で多くの広告主も被災したが、多大な支援を受けた。今後とも名前の通り皆さまの未来の開化に寄与できる媒体を目指す」と喜びを語る。

　授賞式は12月14日、東京・渋谷で行う。大賞には副賞として賞金15万円が贈られる。