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茨城県立歴史館で電飾機材寄贈式 20年来の思い引き継ぐ

寄贈式の様子

寄贈式の様子

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 アートタワーみとスターライトファンタジー(=ATMSF)実行委員会が3月18日、茨城県立歴史館に水戸芸術館のタワーなどを彩っていた電飾機材を寄贈した。

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 ATMSF実行委員会は1996(平成8)年、水戸市民を中心に設立。「年に一度、子どもたちに夢を」をコンセプトに、市民手作りの祭典として、水戸芸術館のタワー・建物・木々と、水戸駅北口広場の時計塔・けやきの木を無数のイルミネーションで彩るなど、20年間、水戸の冬の風物詩として知られてきた。

 2016年10月29日から、水戸芸術館で新たに「水戸芸術館ライトアッププロジェクト」が始まったことから、同実行員会は解散。投光器などの機材は実行委員らが保管、小学校などのイベントで貸し出すなどしてきたという。

 当日は茨城県立歴史館の山口やちゑ館長に、LED投光器3台、LEDテープ球5式、イルミネーショントナカイやサンタクロースなどが贈られた。

 同会スタッフの西蓮寺節子さんは「投光器などは市民らの寄付で購入した物。20年前から続けてきたATMSFの思いが引き継がれていくのだと思うとうれしい」と笑顔を見せる。

 山口館長によると、寄贈されたイルミネーション機材は、今年秋に再び明かりをともす予定という。山口館長は「20年間の重みを大切に末長く有効に使いたい。いちょうまつり期間のライトアップなどに活用し、多くの人に楽しんでもらえたら」と話す。

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