水戸第三高校(水戸市三の丸)で9月15日、家政科の生徒を対象にモデルの道端カレンさんを講師に招いたウオーキング・ポージングレッスンが行われた。
道端さんは1979(昭和54)年、アルゼンチン国籍でスペインとイタリアの血を引く父親と、日本人の母親の間に生まれた。15歳でモデルデビューし、雑誌やファッションショー、広告、テレビなどで活躍。モデル業の傍ら33歳から始めたトライアスロンでは市民トライアスリートとして数々の優勝経験を持ち、近年はボディーメイキングにも挑戦し、JBBF(日本ボディビル・フィットネス連盟)主催の大会で上位入賞を果たしている。野菜ソムリエやアスリートフードマイスターなどの資格を生かし、イベントや講演会でも幅広く活動する。
ウオーキング・ポージングレッスンは、10月に開催予定の同校創立100周年記念式典で家政科の生徒が制作した衣装によるファッションショーを行うため企画した。この日は、体育館に式典会場と同じ大きさの枠を用意。実際のウオーキングする距離の歩き方や立ち位置でのポージングなどのレッスンを行った。
参加した3年生の生徒は「ふだんモデルの方を間近で見る機会がなく、美しい姿を見られて感動した。歩き方や肩、手の見せ方で印象がこんなに変わるのかと驚いたし、衣装の見せ方もヒラヒラした動きの有無で変わると学べた」と話す。「100周年式典では家政科の代表としてファッションショーに立つので自信を持って歩きたい」とも。
別の3年生の生徒は「講習を受けたのが初めてで、新しいことばかりだった。道端さんの指先まできれいな所作に感銘を受けた。自分もドレスだけでなく指先まで意識し、自分らしい見せ方を見つけて、ドレスをよりきれいに見せられるようにしたい。ファッションショーは50年ほど続く同校の伝統行事で、代々作るドレスの形も時代とともに変わってきた。100周年という節目に、2026年らしいドレスの形を代表として見せられたら」と意気込む。